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【2020/04/07 22:46 】 |
第69話 終章4





「どうでもいいってわけにゃいかねーな、テメーがそんなナリしてちゃ俺りゃ勃たねェ。…って言やァ気が済むのか?」

「んー…、全然説得力ねェからいいわ」

銀時の手に触れた物は熱く脈打っている。

「ここまで脆(もろ)い体に縮んじまったら相手にされねーかと思ってた」

「姿形はずいぶん若くなっちまったがよ、中身はオメーのまんまだろうが」

高杉の声が近く、覗きこんでくる。

「そのオメーが俺をこうして恋しがってくれてんだ、なに遠慮することもあるめーよ」

「うれしいこと言ってくれんじゃねーの」

ほろ、と笑みがこぼれる。

「高杉ってさぁ…そんときの関心ってか、ソノ気がもろに硬さに出るよね」

「あたりめーだろうが」

銀髪を手櫛で梳いて頬を撫でる。

「男なら誰だってそうならァ」

「ちょっと違うんだよなぁ、硬さっていうか…フィット感?」

見えもしないのに上を見ながら首を傾げる。

「ノリノリのときはツルっとしてすんなり入るのに、どこに当たってもキモチいってか…逆にあんまりどーでもいいときはゴツゴツしててさぁ、なじまねェってーの?トゲトゲしいんだよね、さきっぽ尖ってるだけに」

「ほォ。そんなに違うかよ」

高杉は笑いを堪える。

「けどそりゃオメーが乗り気がそうじゃないかで感度が違うってェ大層な暴露じゃねーかァ?」

「んなっ…!ち、ちちちちげーよッ、」

頬がカーッと熱くなる。

「あああアレだ、あんときッオメーが山小屋にきてヤッたとき、つっけんどんに掻き回されて、その、なじむヒマもなく駆け抜けてったっつーか…!!」

「ありゃオメーが俺を認めようとしなかったからだろうが」

高杉が咎める。

「慣れねェ手つきで精一杯、テメーが感じるよう相務めたってのによォ…テメーが本物だったらもっと凶暴でヘタクソな筈だって決めつけられちゃ立つ瀬がねェ」

「だだ、だって高杉、優しくすんだもの」

銀時は俯いて顔を隠す。

「俺がキモチ良くなるよーに、なんてされたことなかったからさぁ、……ヤッててお前が面倒臭いとか、つまんなかったらどーしようって、気が気じゃなかったんだよ」

「昔は手荒にしようがどうしようが、オメーの身体が応えてたから満足してると思ってた」

悔恨を滲ませる。

「けど痛ぇのが好きならともかく、俺のやり方は乱暴すぎたって気がついてよォ」

「オンナでも買ったの?」

険悪に笑む。

「それとも他の野郎を抱いて指摘されちゃった?」

「否定はしねェ。離れてる時間、いろんな人間と関わった」

「あ。そーなんだ。高杉くんってモテるもんね」

声がムッとしている。

「そいつらに優しく抱くやり方、したんだ。なにそれ。そいつらと仲良くしてりゃいいじゃねーか。ちょ、どいてくんない?断りもなく乗っかってんじゃねーよ、人になれなれしく触んなボケ」

「埒もねーこと抜かすな。そいつらとは情を交わしちゃいねェ。酒飲みながら下世話な話をしただけだ」

「ふぅ~ん。…で」

銀時の声はトゲだらけだ。

「どうやって俺にそれを信じろって?」

「俺たちゃ似たもの同士だ」

高杉が銀時の呼吸まで窺っている。

「オメーが土方との間に何もなかったってんなら、俺だってその程度だ。オメーが潔白なら俺を疑う愚は犯すまいよ」

「えー、そんなのアリかよ」

銀時は頬をふくらませる。

「俺が潔白ならオマエも潔白ってソレずるくね?」

「ならテメーの身体で確かめるんだな。俺が手馴れてるかどうか」

高杉の言葉は揺るぎがない。

「そもそもブランクがなきゃ、あんなおっかなびっくりテメーに触れたりしねェ。アッというまにテメーを酔わせてた自信があるぜ?」

「そ、そんな無駄な自信はいらねーッ、じゅ、じゅーぶん感じてたっての!」

「けどオメーにゃ違和感だったんだろ?オメーの中に入れたモンが馴染まなくてよそよそしいってよォ」

「そっ……そりゃ、まあ…」

「あんときゃオメーが土方と相思の仲だと覚悟していたからな。ひさしぶりだってのにコイツは他の野郎を想ってるとくれば、よそよそしくもなろうよ」

「お前、俺が土方くんと愛しあってるかもしれねーのに乗っかってきたわけ?」

銀時は今更のように非難する。

「それって人としてどうよ?」

「まあ、褒められたもんじゃねーな」

高杉は言いにくそうに笑う。

「オメーが媚薬ですっかり準備万端になってたもんだからよォ、土方のモンかもしれねぇオメーが身体開いて蕩けてるの見て興奮した」

「こ、ここ、コウフンした、じゃねーだろぉッ!」

銀時は言葉にならない文句を並べる。

「なっ、なに見てっ…ひ、ひとのカラダっ…ぁいう、んぐぁああ!!」

「ぐっ…、なんだ?」

高杉は顎にいきなり掌底を食らって仰け反る。

「テメ、なにしやがる」

「なっ、なにもクソもねぇぇええーッ!」

容赦なく高杉を押しのける勢いで身を返し、布団から逃げ出す。

「見んなバカ! ふ、ふふふ、風呂ッ、それかせめて洗面所ォォォ!!」

四つ這いで畳を掴んで褥から去っていく。

「触んな、コッチ来んな! ちょ、冗談じゃねェ、誰かいませんかァーッ!」

わたわたと戸口めがけて這う銀時を高杉は黙って眺める。

手さぐりでぶつからずに進んでいけるところは流石、銀時というべきか。

「銀時」

小さく嘆息して声を掛ける。

「なにやってんだ?」

「う、ううう、うるせェ!構うな!まだ来んじゃねーよ、…あたっ!」

銀時は廊下に出ようとして狙いを外し、柱に頭をぶつけている。

「いまの無し、ナシ! いいから忘れとけ、アレだ、ちゃんとしてくっから!」

「なにをちゃんとしてくるって?」

「だから身ぎれいにしてくんだよ、やべェ、うっかりしてた!」

「そのまんまでいいだろうが」

呆れて焦れた声。

「テメーに顎打たれた方がよっぽど興が醒めるぜ」

「なに言ってんの、お前?」

銀時は憤慨する。

「高杉はなぁ、きれい好きなんだよ? なに不自由ないボンボン育ちで、汚ぇもんなんか晒せねーの! 汗くせー身体なんかもってのほか! 風呂、どっち?」

「風呂なんてあとでいい」

布団から立ち上がって銀時のもとへ歩いていく。

「汗だろうが血だろうが、そんなモン嫌った覚えはねェ。勝手に決めつけてんじゃねーよ、ホラ戻ってこい」

「お断りします」

なるべく高杉の視界に入らないよう、白い襦袢を腰にまといつかせた姿が廊下へ這い出していく。

「厠借りるから。たぶんこっちだろ」

「…ったく」

むず、と腰紐をつかんで引き戻す。

「そのままでいいって言ってんだ、もういいからヤろうぜ?」

「ぎゃあっ!」

腰を浮かされてジタバタもがく。

「いやだ、こんなみっともないカッコでヤリたくねェーッ!」

「ああ、わかった。テメーは好きなだけ嫌がってろ」

上から胴を横抱きにして部屋へ連れ帰ろうとする。

「俺も好きなようにヤるからよォ」

「ちょ、やだって、ダメだって!」

銀時は廊下の板敷きに爪を立てて抵抗する。

「きたないカッコしてたら感じるどころか引け目しか感じねェ!」

「うるせぇ、これ以上は我慢できねェ」

「お前、アレだよ? こんなんじゃ入るもんも入んねーよ!?強姦だよ!?」

「…なにが強姦だ、俺りゃテメーと気持ちよくなるためにここまでこうしてやってきたんだろうが」

「だったらあと10分くれェ待ったっていーだろうが!」

「だいたい、どこがどう汚れてるってんだ?」

高杉は鼻白む。

「俺だって汗くれーかいてる。そんなの問題にゃならねーぜ」

「いいですか、まず俺を下ろしなさい。そしてちょっとここに座れって」

銀時は自分の傍らを指す。

「今日の朝、クスリ飲まされて身体が縮んで、シャワー浴びたけど乾くひまもなくコンタクト入れて化粧して首から下まで白粉ぬりたくって花嫁衣裳着せられた。歩き方とか特訓して汗だく、のち庭へ出てってあの騒ぎ。オメーの手下に触手絡まされたり、なめまくられたりしてドロドロ。のち、フジびたいに泡ふかれて足ベタベタ。まあその間、いろんなヤツに助けられたりキャッチされたりして、いちいち汗かいて、極めつけはテメーの狂言爆弾な。砂とケムリを頭からカブりましたァ」

いうとおり、銀時を離して傍らへしゃがんだ高杉に言い聞かせる。

「ありとあらゆるヨゴレに塗(まみ)れてんだよ。汗とドロと化粧と、いろんな人間の手脂とかね、ヨダレとかね。わかる?その上からオメーに触られても、オメーと肌の間になにか膜が張ってるような気がしてキモチよく酔えないんだよ」

「……」

「だからさ、心置きなくオメーと愉しめるよう洗い流させてくんない?」

「…わかった。テメーの言うのは尤もだ」

高杉は深く頷く。

「風呂は使え。気が済むまで洗やァいい」

「やった!」

銀時は嬉しそうにキョロキョロする。

「じゃ、さっそく…風呂場ってどっち?」

「だがその前に、俺りゃもう我慢できねェ。だから、ようは手早く済ませりゃいいって話だろ?」

「へ? なにを?」

「洗う前に触られたくねェなら、そっちはあとでじっくり愛してやらァ」

「ちょ、…ちょ、ちょ、ちょ、なに? なにーッ!?」

廊下で銀時を四つ這いにして白襦袢をめくる。

襦袢の裾を頭の方へかぶせて下半身を露出させると、おもむろに双丘を開いて剛直をあてがう。

「んぁッ、はぁうぅぅ!」

直前まで高杉と縺れあって、そこそこ態勢ができていたのもあって。

やわらかく押されれば銀時の意志と関係なく、後ろは高杉を受け入れはじめる。

「む、ムリだって!慣らしもしてねー…ぁぐっ…!」

銀時は目を見開く。

ズブズブと埋めこまれてくる硬いペニスを、身体は奥深くまで欲しがって誘いこもうとしている。

「い…ぃやぁぁぁ! どーなってんの、オレのケツぅぅぅ!」

のたうって、前へ逃れようとする。

「まるでゆるゆるみてーじゃねェか、どんだけ高杉ならオッケーなんだよ、どうかしてんじゃねェ!?」

「クッ…どんどん引きこまれるぜ、」

逃げる腰を引き寄せると背中を抱きこんでかぶさり、深々と体内へ差しこんでいく。

「たしかに…、テメーは昔、ろくに…慣らさねーでも入ったっけな…、若返った身体のせいか?」

「ウソッ、たかすぎ、デカくねッ…!?」

銀時は喘いで苦しがる。

「こ、…んな大きかったっけ…? はぐッ…、あ、ぁあっ、長っ…、」

受け入れる苦痛はあるが嫌がってはいない。

火照ったように熱い銀時の身体は鼓動を高めていく。

それを胸腹でじかに感じながら小柄な銀時の身体を押さえこみ、2~3度腰をつかって己の雄を根本まで差しこむ。

「ぁッ…ぁぁあっ、…んぁあーッ!」

首を振って銀時は腰を小刻みに揺らす。

のけぞった背が緊張し、尻がきゅっとあがって高杉のペニスを強く締めつける。

まさにあの頃の銀時の幼い柔らかさ、そのまま。

知らず高杉は興奮して衝動的に抽送する。

ますます高い声が銀時の喉から漏れて、しっとりうごめく腸襞が高杉自身に絡みついてくる。

「ぎんとき…、スゲェ、イイぜ? オメーん中ァ…格別だよ」

「ぁんっ、んっ、……んんんーッ!」

耳に後ろから囁くと、腸壁のじれったい動きが高杉の根本から先端まで大切そうに締めつけてくる。

「…すきだ、銀時、愛してる」

「たかすぎっ……、たかすぎぃ…!」

手を突いたまま花嫁衣裳の残骸を纏いつかせ、不本意な成り行きだろうに、それでも銀時は気持ちよさそうに背を反らして高杉を受け止めている。

体内では高杉を離したくないかのように熱烈に締めては引っ張りこまれ、まるで銀時が口の中でアメの棒を味わっているように下のそこで熱心にしゃぶりつかれ饗(もてな)される。

心の底から銀時が愛しいと思う。

この愛おしい者を大切にしていかなければと。

離したくない、誰にも渡したくないと。

衝動を突きこみながら銀時に縋り、快楽と情熱を熱い身体の奥へ押しこみながら、銀時が歓ぶところを念入りに擦りあげては体内に己の証を刻んでいく。

「はぁ…、ん…、ゃ…もぅ…イく…ぅ…」

揺さぶられながら銀時は弱々しく許しを乞う。

耳たぶを噛み、銀髪を唇でまさぐりながら高杉は銀時自身をするりと手中に収める。

「オイオイ、先にイッちまうのかァ?」

「ハ…ァっ、あぐぅ、んぅぅっ…!」

「こらえろ、イクのは一緒だ」

「ゃッ、あぁっ…」

反応がいい若い身体にこの注文はきつかろう。

無視して達したところでどうということもない。

しかし銀時は手を突っ張って、けなげに快感に抗っている。

独占欲と支配欲が同時に満足するのはこんなときだ。

銀時が、誰よりも強い男が自分の与える雄の刺激にのたうち、その扱いに甘んじている。

吸いつくような肌、白く均整のとれた肢体。

これが自分のものなのだと実感する言いようのない享楽。

「ぁ、たかすぎ…、もぅ…」

送りこまれる快楽に音を上げて銀時が懇願する。

手の中の銀時自身は先走りをこぼして脈打っている。

高杉はグッと腰を引くと、名残り惜しげに絡んでくる銀時の腸壁を突き通すように根本まで埋めこむ。

「いいぜ」

そうして許可を告げる。

「見せてくれるんだよなァ、尻ン中が良すぎてイッちまうとこをよォ?」

「は、ぁっ…んっ、……ぁんん…っ…!」

びくびくと銀時の身体が突っ張る。

かすかな呻きとともに、高杉の手に精が放たれ。

そして力のはいった身体が、ゆるやかに弛緩していった。




続く


 

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【2012/11/17 14:59 】 | 高銀小説・1話~完結・通し読み | 有り難いご意見(0)
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