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新八が空を仰いだまま庭へ駆け出す。 狂死郎、妙たちも目で行方を追いながら歩き出てくる。 「銀ちゃぁ~ん!」 焦って呼ぶ神楽の声。 沖田は目を見開いている。 「たぁかすぎぃ~! なにをやってるんだキサマぁ!」 桂が叫ぶ。 一呼吸おいて近藤が屋根の上の白い隊服の男たちに合図する。 予期していなかった白隊服たちは捕獲銃の準備をしていなかった。 手をこまねいて目標を見上げる中、 「どこ行く気っスかァ!」 来島また子の二丁拳銃が火を吹く。 「晋助様の許可がない限り、『上』はこの鬼兵隊が通さないッス!」 「みなさん、お願いしますよ」 武市が、高杉を伺いつつ部下たちに狙撃の指示を出す。 「けして白夜叉に当たらないようにしてください」 一斉に放たれる鬼兵隊の発砲が『岡田』の行く手を遮る。 彼らは最初から電磁波の及ばない筒抜けの上部を警戒していた。 そのために高い位置に陣を敷いていたのだ。 屋根からの牽制射撃が『岡田』の脱出を食い止める。 『岡田』は煩わしそうに跳躍をゆるめると、銀時を抱えたまま屯所の庭に降下してくる。 『ググゥ…』 電磁波を越えられなかったのか、それとも故意に戻ってきたのか。 どちらとも取れる状態で『岡田』は池に滝を流すために積まれた岩場の頂上へ、足を揃えて着地する。 それほど高いものではない、しかし下から見上げる形になるそこは庭の中央に位置する目立つ場所。 賊は池を背にし、母屋に正面を向け、観衆を嘲笑うよう、銀時を見せつけるよう悠々と立ち臨んだ。 「クソッ、ふざけやがって…!」 土方は藤達を部下に押しつけて池のほとりへ駆け戻ってくる。 鬼兵隊がいなければ逃げられていた。 いやそもそも電磁波の仕掛け自体、高杉の手配だ。 恋敵の視点の高さ、備えの周到さに歯噛みせずにいられない。 岩場は写真撮影に使った和傘の近く、その大半は池に接していて背後を突くことはできない。 動かせる隊士は少なく、たとえ揃っていてもこの『岡田』を前にどれだけのことができるのか。 「なにしてるんスか!」 また子が本気で銃弾を撃ちこむ。 「勝手な真似は許さないッスよ!」 「やめなさい、白夜叉に当たるでしょう」 武市が止める。 「顔に傷でもついたらどうするんです」 「なんスか、それ!?」 また子が苛立つ。 「アンタまさかあの白夜叉まで狙ってるんスか!」 「狙うとかそういう次元じゃありません。年齢といい、見目麗しさといい、誰が見ても白夜叉は素晴らしい美少女ですよ。私が言っているのはね、もし白夜叉に傷でもつけたら高杉さんが怒るということです」 「アンタのその邪(よこしま)な見方の方が晋助様を怒らせるッスよ!」 その間も撃ちこまれる銃弾を『岡田』はすべて触手で弾きとばす。 準備ができた捕獲銃が屋根の上から掃射される。 『岡田』に届く前に叩き落とされる。 弾丸ではない、白い不定形の一塊となったものを。 『岡田』は数本の触手で受け止めると手当たり次第に庭の観衆へ投げつける。 「きゃああああッ!」 花野アナと撮影クルーが浴びそうになって逃げ惑う。 「撃ち方やめ!」 近藤が止める。 静まった刹那、一番隊の衝撃銃が『岡田』を狙う。 「今度は返しようがねェだろィ」 沖田が地面にカチコチに固まったまま指示を出す。 「絶好のマトだ、テメーら外すんじゃねーぞ。旦那ごとで構わねェ、ヤツを池の中へ叩っ込んじまいなァ」 「銀ちゃんごとなんて駄目アル!」 神楽が足をバタバタする。 「池に落ちたら銀ちゃん、マヒして動けなくなっちゃうヨ!ただでさえオマエらに薬使われてあんな身体になっちゃったのに、死んじゃったらどうするアルカ!」 「おち、落ち着け、リーダー…ぐふっ」 神楽の足が桂をボコボコ連打する。 岩場の頂めざして構えられた衝撃銃は、しかし発射する前に銃身を跳ね上げられて封じられる。 「ぐわっ」「がはっ!」 一番隊の射手は耳や鼻を打たれて顔を押さえる。 ヒュンヒュンとムチのように撓(しな)る触手に死角はなく。 長さも太さも自在に繰り出せるカラクリの管は一切の攻撃を寄せつけない。 その間に『岡田』は片腕に抱いている銀時に口づける。 後ろから耳を咥え、髪、首すじへ顔を埋める。 刹那、感じ入ったように息を吸いこんで何度も花嫁の匂いを貪る。 「や、やめっ…!」 銀時は身もがく。 腕は掴まれ、背中から抱かれ、絡みつく触手と豪腕に抜けることもできない。 『ング…グフゥ…フゥ…』 『岡田』は笑いともとれる呻きをあげて襟元に吸いつく。 「なっ、なにしてんのテメェ!?なにするつもり!?」 銀時の声が焦りを帯びる。 厚い舌べらが胸の素肌をもとめて襟を乱し、その下へ潜りこんでいく。 「はぁ、…あぅっ…!」 嫌がっていた銀時がビクッと首を反らせ、身体を固く震わせる。 純白の着物の中へ入りこんだ『岡田』が花嫁の敏感なところを舐め苛んでいるのは傍目にも明らかだ。 「ぃやぁ…あっ…、ぁあッ、」 こらえきれない切ない吐息が鼻にかかったようにくぐもる。 銀時が本気で蜿(もが)いているのも、本気で逃げられないのも見てとれる。 「やめてくださいっ!」 新八が岩山に取りすがり、手をついて登っていく。 「銀さんを、銀さんを離せぇッ!」 すかさず伸びてきた触手がパシッと新八の顔を下から弾く。 顔を跳ねあげられながら、新八は岩にしがみつき、賊を睨んでその足元を目指す。 「新八に…なにすんだッ、…コラ、」 銀時が顔を歪める。 「あいつには、手ぇ出すな…っ、」 新八の頬が打ち身で赤くなっている。 なおも触手が、いたぶるように新八に襲いかかる。 「やめな」 騒然とする庭に一言。 命令することに慣れた、人を従わせずにおかない声が響きわたる。 「時間の無駄だ。さっさと戻ってこい」 隊士たちや志士たち、キャバ嬢やホスト、撮影クルーも振り返って屋根を仰ぐ。 僧服姿の高杉が池の岩場を見据えている。 静かに言い渡しているだけなのに誰の耳も確実にその声を拾いあげる。 『岡田』の両肩がビクリと竦む。 触手が新八を逸れていく。 「!今だ、包囲しろッ」 隙を窺っていた土方が岩場に突入する。 動ける隊士たちを率いて賊の足元を駆け上がる。 制御不能に思えた賊が鬼兵隊の首領に恭順を示したことなど驚愕には当たらない。 この間になんとしても銀時を取り戻す。 土方にはそれだけだ。 「ソイツを離せ」 刀を抜き放って肉薄する。 「飼い主が呼んでるじゃねぇか。行かなくていいのか?」 『グッ……ググッ…』 賊はなにごとか考えるように間を置く。 こちらを注視する鬼兵隊の、そして高杉の視線を感じる。 高杉は爆牙党の天堂藤達を諌め、『ネオ紅桜』を始末しようとやってきただけだ。 挙式は気に食わないだろうが真選組をここで潰そうとは思っていないはず。 ぶつかる気であれば真選組の戦車にカラクリ技師を乗せたりはしないだろう。 いわば源外は人質だ。 目的を果たした今、高杉は『岡田』を連れて引き上げる以外にない。 そして真選組には鬼兵隊を追撃する戦力はない。 その予定調和。 見廻組の『援軍』たちは見たままを彼らの局長に報告するだろう。 いかに真選組が攘夷浪士集団を相手どって奮戦したか。 『白夜叉』と呼ばれたかつての英雄がなんの脅威にもならない身体になって、視力も奪われたまま真選組の田舎侍のもとに、いかに慎ましく嫁入りしたか。 高杉だって銀時が幕府の追求を逃れ、安全圏に入ることに異存はないはず。 ようするに『岡田』がここで粘る理由はない。 『岡田』が狂いでもしないかぎり。 そして高杉がそんな失態を『岡田』に許すわけがない。 『ガアッ…!』 土方の思惑を破って突如、賊は新たに頑丈な触手を生やして振り回す。 正確な攻撃ではないが激しい威嚇に攻める隙がない。 捕り手を退けておいて『岡田』はおもむろに銀時の身体に触手を這わせる。 その蚯蚓(みみず)のような先端をクチクチと開いて着物の下へ入りこみ、花嫁の白い襦袢に包まれた無垢な肌を細かく噛んで刺激していく。 「ぁんっ…ん、…んむっ…」 土方の目の前で、銀時は口を開かされる。 極太の触手がその中へ無理やり押し入っていく。 銀時は首を振り、噛み砕こうとするが、『岡田』は苦もなく顎を上げさせると喉の狭まりを突破し、その太い先端を擦りつける。 「んぐッ、…ぅぐッ、ぁが、…ぅぐッ…!」 苦しそうに眉を寄せ、もがいて肩を揺らす銀時の姿を『岡田』は土方に、そして庭にいる者たちに嘲笑うように突きつける。 「ぎ、銀時…!」 土方は怒りに視界が眩む。 銀時の口から触手が滴らせた透明な液体があふれてくる。 しゃぶらされたものが形よく塗られた紅い唇から無遠慮に出し入れされている。 刀に掛けた土方の手に無類の力が籠もったとき。 「ンッ! ンぅ…ッ、…んんーっ!」 銀時が慌てたような呻きを漏らして身を捩った。 『岡田』を蹴ろうと両足を振り上げてバタバタしている。 見れば触手が着物の裾を割って足を這いのぼっていく。 膝、太もも、そしてその奥の敏感な部分を求めて無数の触手が先端をクネらせていた。 「ハっ…、ぁぐっ…ふ…っ、」 目尻に涙が湧く。 ビクン、ビクンと不規則に撥ねる身体は着物の下に入りこんだ触手を払うすべもなく、あらぬところへ這い寄るそれに一方的な愛撫を施されていく。 銀時の焦点のない瞳がうつろになる。 助けを乞うわけでもないその目の縁から、はらりと雫がこぼれる。 「…やめろ」 ブチっとなにかが切れる。 「やめやがれぇッ!」 土方は刀の柄をきつく握る。 頭の中が敵を斬り殺すこと、ただそれだけになる。 「副長ォ!」 飛んでくる触手を避けながら必殺の一撃を見舞う。 殺気立っていながら計算されつくした土方の剣戟、相手の軸足を狙って銀時にはどうあっても当たらない一点を見切っての得意の突き。 ─── 獲った 確実な手応えを予感した瞬間、予測しうるすべての動きを無視して目の前に銀時がいた。 『なにっ!?』 勢いは止まらない。 このままいったら銀時を刺し貫く。 土方は不自然に手首を返して切っ先を逸らす。 ぐき、と靭帯が外れて手首がおかしな方向へ曲がる。 『グフ…』 賊が笑う。 人間の動きでは起こり得ない角度で銀時の立ち位置をずらして盾にした。 躊躇なく銀時を危険に晒し、土方の動揺を楽しんでいる。 土方は無理な体勢から刀を地面へ放り投げる。 「クッ…、」 バランスを崩した身体は岩を踏み損ねる。 なんとか足がかりを捕らえて勢いを殺した土方は受け身を取って岩場の下の地面に転がる。 「副長ッ」 隊士たちが駆け寄ってきて引き起こされる。 手首に激痛が走り、指は思うように曲がらず、刀が掴めそうにない。 土方は岩山へ向き直って仰ぎ見る。 頂きに、ただ一人君臨する狼藉者がその長身を聳(そび)やかしている。 花嫁はグッタリと力をなくし、『岡田』に凭れかかるよう背を反らして抱かれている。 ─── ああ、もう… 自分には銀時を護る力はないのか。 土方の頭に凍るような絶望が掠めたとき。 ものすごい質量の、熱気をまとったモノが土方の脇の地面を大きく跳ね上げて疾風のように駆け抜けていった。 「!?」 その姿は岩場を蹴り、次の瞬間には『岡田』の上から一刀両断に振り下ろしている。 高々と『岡田』の頭上まで両足を曲げたまま跳躍する身のこなしは、しかし重い一撃を芯から砕くような鋭さで打ち下ろし、心臓を刺し貫く勢いの冷酷さは銀時の戦闘ぶりを見るようだ。 『岡田』は、あわやのところで高杉の強襲を受け止める。 右腕に幅広の刀身を生やし、それだけでは足りず左腕も刀に変化させて両腕がかりで高杉を止め、満身の力で踏ん張って、どうにか頭を割られずに食い止める。 「銀さぁんッ!」 その腕から解放された銀時は、岩場からなんの支えもなく転落する。 絡みついていた触手は、高杉の殺気に触れて萎縮したように銀時の身体から離れていく。 伸ばした新八の手は届かず。 受け止めようとする隊士たちも間に合わず。 手首を傷めたまま土方は落ちてくる銀時の下へ飛びこむ。 「ぐッ、」 白無垢に包まれた小柄な身体。 普段の銀時とは違う軽さが幸いし、からくも両腕で抱きとめる。 勢いのまま尻もちをつくと、膝に乗せた銀時の顔を覗きこんだ。 「大丈夫か?」 「…ん、」 銀時は肩をさすっている。 「それをいうならオメーこそ。手首潰しちゃっただろ。グキって変な音したし」 「なんともねぇ。お前が無事なら、それで十分だ」
「…ずいぶん好き勝手やってくれたじゃねぇか」 低く問う。 「どういう了見だ?」 高杉は刀を引き、鞘に収めて岩場の頂上に立つ。 戦意を失った『岡田』は刃向かう気力もなく膝をつき、高杉のもとに蹲っている。 「……晋助の恋慕する白夜叉」 『岡田』はその輪郭を失い、人間相応の精悍な武人の体格へ成り変わっていく。 「アレがどれほどのものか知りたかったでござる」 「…で。どうだった」 高杉は口調は軽いが、目は笑っていない。 「満足のいく確認はできたのかぃ?」 「晋助が」 サングラスを押さえて立ち上がる。 「白夜叉を他の誰にも触らせる気がないということだけは」 「……」 「だがあの感じやすい甘やかな鼓動は、なかなか。もう一度かき鳴らしてみたいものよ」 「フッ…テメェも酔狂だな」 高杉の隻眼が部下を見下ろす。 「次は無ぇぜ、万斉」 向けられた威圧を不服としながらもサングラスの男、河上万斉は一振りの刀を手に岩場を蹴る。 桂は眉を潜める。 その刀には見覚えがある。 妖刀『紅桜』。 すべて殲滅したはずが他にデータを写し取ったものがあったのだろうか。 ということは万斉が変身していたのは『ネオ紅桜』ではなく本家本元の『紅桜』を用いてのことか。 万斉は岩場を降り、軽々と屯所の屋根に駆け上がって鬼兵隊と合流する。
土方は身構える。 銀時を抱き、地面に低い姿勢で膝をついたまま高杉を窺う。 高杉の視線は土方を通り過ぎ、銀時に注がれている。 尋常ではない要求が突きつけられるのを感じ取る。 無言で拒否する土方に、高杉は片手を差し出す。 「銀時を渡せ。それは俺が連れていく」 案の定。 高杉の宣言は土方にとって最悪だった。 「誰の目にも触れない、手の届かない場所へな」 「断る」 土方は銀時を隠すように抱きしめる。 「なんでテメェなんぞに渡さなきゃならねぇんだ」
そんなことをすれば銀時は、鬼兵隊に拉致された一般人としては扱われまい。 平穏な暮らしとは一生かけ離れた境遇に身を落とすことなる。 「テメーに銀時を隠しおおせるか?」 高杉が抑揚なく尋ねる。 蔑むでも窘めるでもない、ただ淡々と土方に語る。 「幕府にしろ、オメーらの敵にしろ、これからも銀時を巡って面倒事を起こすだろう。以前の銀時ならともかく、テメェらに女にされ、目も見えねぇ状態の白夜叉が自分の身ひとつ護れねェのはテメェらも重々解ったはずだ」 顔をあげる。 「それとも、ソイツを男に戻す方法でもあるってのか?」 「………いや」 土方は高杉を睨みつける。 「一度、女になっちまったら元には戻らねぇ。完全な女になる。そういう薬だ」 「つまり。かつての戦争でめざましい働きをし、攘夷志士の信望も厚い英雄、白夜叉はすべての戦う力を取り上げられて女にされ、二度と男に戻ることはねぇ。そういう筋書きか」 軽く嘆息する。 「そんな弱った白夜叉が平穏無事に生きていける場所なんざ、あると思うのか。その気になりゃ誰だって幕府の武装警察に踏み込むこたァ難しくねェ。いずれ奪われて略奪者の思惑に好きに翻弄されるだけだ。テメェらがそれを良しとするなら話は別だがな」 「だからってテメェに渡す謂われは無ぇぜ」 高杉は絶対の強者だ。 本来の銀時と遜色ない戦闘力を持ち、謀略に長け、人を動かす力を持つ。 だが銀時を離すことなど土方にはできない。 「まるでテメェなら護りとおせるみてぇな言い方だが。テメェと行ったって修羅の道だ。それこそコイツが安らぐ場所なんかこの世に無ぇ」 「だから連れていくのさ。そいつが逃げ隠れせずに済む時代。攘夷戦争のさなか、この国の過去の世界へな」 「……なんだと」 土方は意味が解らず聞き返す。 「なに言ってんだ。そんなことできるわけねぇだろうが」 「男を女にするくれぇだ。天人の技術力をもってすれば難しいことでもあるめェよ」 高杉は僧服の袂(たもと)から一塊の器具を取り出す。 いびつな突起を備えたそれは見たことのない形状をしている。 「時を超える装置だとよ。年月をさかのぼって過去の時代へ赴くことができる。白夜叉はそこへ送り返す。この時代に居たってテメェらに食い物にされるだけだからな」 ククッと笑って高杉は銀時を見下ろす。 「そんだけ若けりゃ白夜叉に瓜二つの妹とでも通用するだろう。嬉しいか?あの場所へ還れるんだぜ。俺がキッチリ送り届けてやらァ」 暗い笑みを浮かべながら、そうして再び銀時に片手を差し出して誘う。
「来いよ、銀時。お前をあそこへ解き放ってやる。先生が生きていた頃。ともに肩を並べて戦ったあのとき。誰もお前に仇をなすことのない侍の世界にゃ、今のお前だって受け入れる度量があらァ」 PR |
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