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浅い呼吸を繰りかえしながら銀時は切羽詰まった笑顔で尋ねる。 「こんな…カラクリで弄り回しといて…、ひとつもクソもねーだろ?」
岡田も声を歪めて笑っている。 『アンタのここも、ここも…俺の手の中にアる』
ペニスの根元に絡んでいた触手が固くそこを締め上げる。 同時にカリ首に絡んだ触手がスルッスルッ…と緩やかに回転する。 なかば固定された先端を別の触手が包みこみ、カリ首と亀頭を両方一緒に捏ねるように何度も何度も擦り潰す。 「うぁぁッ! アッ、! ぁ、あぅぅうっ、!」 強烈な刺激を亀頭に摺りこまれ、猛烈な射精感がこみあげる。 寸時の間断もなく触手の責めに晒される尿道口から、とろっ…と透明な液がこぼれかかる。 ぐぐっ…と精嚢が体液を押し出そうとセリあがる。 しかし、そこまでだった。 亀頭とカリ首だけを執拗に扱きながらペニスの根元をきつく戒めて精液の放出を堰き止める。 出したいのに出せない。 射精は完全にコントロールされている。
動かぬ手足に力をこめる。 身体を、性器をいくら弄られようが、こんなのは快楽でもなんでもない。 金属質のものが強制的に局部を押したり擦ったりしているだけだ。 マッサージチェアに背中をゴリゴリされているのと変わらない、…はず。
足は開き気味に引かれ、ペニスと双玉を緊縛され、尻の穴から体内を満たされ、亀頭を柔らかく擦られながら左右の乳首を細かく噛まれている。 「いっ…、言っとくけどなァ、こんなのセックスじゃねーんだよ! 一方的な按摩だよ!」 触手がこぞってズボンと下着を膝まで引きおろし、上着を鎖骨の上まで捲りあげ、銀時は着衣のまま相手が意図した部分だけ露出させられている。 「押されてっ、キモチいとこも…あるけどなァ、た、…ただの条件反射にすぎねェ…、っあ…、」 高杉の瞳に射竦められ。 抱擁し、重みを密着させ、汗と欲に浮かされた肌を擦りつけあい、身体の最奥でひとつに溶ける。 そんな高揚はここには無い。 「俺はっ、…オメーのもん、にはならねぇし、…っく、オメーとひとつになることも…ねぇんだよ!」
銀時が言い放つと一瞬、岡田の動きが止まった。 グシュ、グシュ、と鼻を鳴らしているような音がする。 『オヤオヤ…おかしィねぇ…』 岡田の変容が銀時にも分かる。 目隠しに視界を遮られた向こうでドクドクと押し出すような機械の鼓動が起こる。 鬱屈が吐き出す先を求めるような慙愧の念。 まれに剣の手練れが銀時に抱く殺意とそれ以上の淫欲、岡田はそれを醸している。 『…セックスじゃナイと言いながラ…アンタ…』 「…っ、!?」 『こんなにシたがってるじゃないカ…』 「ふ、っう…、ぅあ……、あふッ、…!」 固定され開かされた尿道口へ、触手が一本すりつけられる。 透明の液が滲んだそこへ、くぷんと触手が挿入される。 銀時の動かないはずの身体が撥ねる。 射精を堰き止められ、さんざ弄られて敏感になったそこへ柔らかいとはいえ金属の硬さと冷たさをもった長い管が体内のもっとも弱い部分へグイグイとめりこんでくる。 「は、っ…ァ、ぁあっ、……ァァアッ、!」 『痛イかぃ…? そんなハズないだろ…?』 慎重な愉悦の声。 『アンタをこうシテ可愛がってやりタイと…ずっと思っテたのサ…』 「アッ、ぁああ、ふあッぁああッ、ッ!」 触手は尿道の中をたどってある場所に行き着き、ゆっくり回転をはじめる。 尿道に接する男性器の要である前立腺。 外部からの圧迫でも十分快感を得られる性感帯に、触手は尿道からの直接的な刺激をゆるゆると送りこむ。 「ヤッ、…や、無理ッ…、ムリだからぁあッ、はぁうぅ、ぅぐぅ! ぁぐッ、ぅ!」 悲鳴をあげる銀時の喉を太い触手が塞ぐ 「ぅぐ、…んぅぅ、んぅ…!」 口の中へ、喉奥めがけて太い硬いものが入りこみ、嫌でも口を開けさせて抽送する。 「ふ、…んぅ、…ぅぅ、…っ、んぐ、ふぐ…っ、」 喉がこじあげられる痛み、息が吸えない苦しみに嗚咽をもらし目尻から生理的な涙があふれる。 その間も亀頭をしごかれ、尿道の中でゆるく弱く前立腺を刺激され、ときおり刺すような電撃が胸の乳首から伝わって撥ねあがる。 「うぅぐ、…んッ、…ヤ、ぁッ! はぁあっ、うぅっ…!」 双丘を開かせ、尻から侵入している触手も中で膨れて腸壁をこすりあげている。 ときおり腸壁ごしに前立腺に触手の先が当たると、そのまま突きあげられて銀時は声もなく悶絶する。
可笑しそうな声がいたぶる。 『すっかりオレに犯されテルよ?…とはいえお愉しみはこれカラだね…』 「……ッ、…ゥッ…、」 『この味を…アンタが気に入ってくれルと嬉しいんだガねェ…』 「……、!?」 びくんと銀時は察知する。 身体中へ、じわじわとそれが染みてくる。 亀頭や双珠に絡む触手から。 尿道の中をこする管から。 尻の中で膨れる物から。 喉の奥を塞ぐものの真ん中から。 「…あ…っ、 ぐ…、?」 触手がドクドクと膨れて先端の割れ目から汁が滲む。 銀時が十分に注入液を受け止めるよう狙いすますと、一斉にそれらが収縮する。 「ひっ、ぁ…!」 ぴちゃ、ぴちゃ、と吐き出された液体は銀時の粘膜に速やかに溶け入り、それを受けた局所を甘い焦燥に駆り立てる。 ドクン、と心臓が鳴る。 ペニスに力が集まる。 「はっ、ぁっ、…ぁぐっ、…う、」 身体が高まっていく。 呼吸が短く、早くなる。 肉の変化についていけない。 頭ではひとつのことしか考えていない。
ナカまで硬てぇの欲しぃ…
手荒く愛撫され、痛みが孕む快楽に溺れ、いつだって涼しげに人を見透かす野郎が必死になって男根押しこんで腰ふってるのが死ぬほど楽しくて有頂天で。 どんなときも生きてる実感と魂もってかれそうな昇天をないまぜに絶頂へ追いつめあって一緒に飛んだ。 その源が高杉の反り返ったアレで。 アレ嵌めればキモチよく逝けて。 欲しいのは、自分がヤリたいのはアレだけで。 あ…。 「……欲しッ……、欲しい、欲しいッ、…ぁ、ハッ…ぁあっ…!」 ぎゅううと尻肉が締めつける。 そのまま中に入ったものの感触で快楽を高めようとする。 こぽ、と触手を受け入れたままのペニスから液がこぼれる。 口の前にあった太い触手の先端を舐めてしゃぶる。 自ら乳首の愛撫をねだって胸を突き出す。 「は…ぁ、…たかすぎ、……たかすぎぃ…、」 『欲しいのかィ…?』 「…ん、…ぁ、欲しい…」 『オレは誰だぃ…?』 「ぁ……、たかすぎ…、もっと…ッ…、」 『そうダよ、…オレはアンタを得て、あの人にナる…』 人間の両の腕が銀時を抱きしめる。 快楽に溶けた銀時はほどよい熱を帯びて息をあげている。
『気にいったかぃ…? オレとアンタの…愛欲の味は…まるで伝説のようじゃ…ないかぃ…?』 PR |
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